Diary

24/FEB/2008 SUN

  【狼 / スミイロマンゲツ】

オレがスーツなんて。

何度も溜息をついた。

この日まででもう数ヶ月以上、スーツに身を包み、
パソコンに一日中向かってるなんて。このオレが。
信じられない。悪夢のようだ。
まるで飼いならされた犬みたいじゃないか。

舌打ちをした。

せっかくの今日も帰りは一体何時になるんだ。

弄りまわすだけ弄くって、できねェと分かって
こんな時間にもってきやがって。

仕事終わらせるつもりならさっさともってこいよ…!

心の中で悪態を吐く。

先週の弄ったヤツを思い出した。
あれはまあまあ楽しかったけど。

まあでも仕事をしていて、それなりの収穫もあったのは事実だ。
「社会」の中で上手くやっていく方法を覚えたのはその一つで。

身を隠すには丁度イイ。
それなりに知識も得た。

まあ些か疲れすぎるのも事実だけど。


缶を片手に一人休憩室で椅子に身を投げ出した。

ああそうだ、コーヒーもここで覚えたことだ。
最初はヘンな匂いのする飲み物だと思ったけど。

缶を置く音が軽く寂しげに響いた。

そろそろ戻らないと。本当に日が変わってしまう。

ふと窓の外をみやった瞬間、しまったと思った。

忙殺ってのはやっぱり本当にマズい。
忘れるはずのないことを忘れさせるんだ。

今日は満月だった。


立ち上がりかけた身体に息を吸い込んだ。

くあぁ。

抑えようとしたが無理だった。
机に手をつき、背を反らした。

マズい、って…。

ずるり。

スーツが引き裂かれる音がして、尻尾が垂れた。

まだ柔らかく濡れた尻尾が苦しげに揺れる。

恨めしげに月を見上げる。

思わず開けた口からは犬歯が大きく伸びていく。
耳が後ろに引っぱられ、尖っていく。

ぐゥ、ルルルフ…ぅ。

肩布が裂け炭色の毛皮がのぞく。
足が大きく変形し、パンツが耐え切れずにびりびりと音をたてた。

ッ、ガフッ、フッ、フゥッ

荒く息をつききる頃には、「それ」はすっかり終わっていた。

湧き上がる感情。
厚いガラスを叩き割ると、枠を掴んでぶら下がった。

辺りを震わせる吠え声で、素晴らしい満月に応えた。

やるべき仕事があると頭の中で小さく声した。

ああそうとも。やることがある。
だからまずこの衝動を抑えなければ。

舌なめずりして通りを見下ろした。

縮み上がってるヤツ、壁の陰で震えてるヤツ、
腰が抜けて座り込んでるヤツ、どれもウマそうだ。

生まれた日のごちそうだ…!


clap


17/FEB/2008 SUN

  【雑 / 相棒が入院中】

カメラバッグから取り出すと愛しのD80の
液晶モニターが割れていました(´・ω・`)

修理に出して数日前、見積もりがでてきたんですが、
18000円オーバー。涙が出てしまいますね(ホロリ

別段、何に当てたって記憶もないのになぁ…。

とりあえず今は手元に戻ってくるのを待つばかりです(しょぼん
clap


08/FEB/2008 FRI

  【獣 / 多摩動物園3】

猛獣1枚ずつ。

今週はキツかったっす。


あぁ、 獣になりたい。






clap


06/FEB/2008 WED

  【獣 / 多摩動物園2】

ユキヒョウのヴァルデマール2枚。

午後から交代して登場、残念ながら目的のマイヤは出てこず。
まァ、次回の楽しみができたってコトにしたんですけれど(苦笑

でもヴァルデマール含め、シンギスやマユもモッフモフでした(笑






clap


03/FEB/2008 SUN

  【獣 / 多摩動物園】

土曜日は初めての多摩動物園に行ってきました。

ヒトに対しても動物に対しても環境が整えられており、
純粋に楽しめる動物園だと感じました。(人多かった!

他のカメラの人も多くて、ちょっと集中しにくいときもありましたが、
それ以外のときには、落ち着いてカメラを構えることができました。

もう、園内を行ったりきたりでした(特にユキヒョウのところを)

といいながら、レッサーパンダたちの写真をば。





レッサー・パンダは写真を撮る練習には向いていると感じました。
・動作が愛くるしくファインダーを覗いていてあきない
・動作が比較的ゆっくりでピントや構図を調整しやすい

clap


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